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清掃を外注するとどれくらいの料金がかかるのでしょうか。
これは依頼する側にとって一番の関心ごとともえいるのではないかと思います。

まず、参考までに一例を載せてみます。
※あくまで「一例」で、業界の標準や平均ということではありません。

 

日常清掃の場合
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◆例1)マンション(5階建てで20世帯)
【清掃内容】 建物内外の掃き掃除、エントランス部分の清掃、ゴミ集積所の整理等
【清掃回数】 週3回(月12回)、毎回1時間の清掃 
【料  金】 36,000円/月額

この例ですと、1時間あたりの清掃料金は3000円です。
1時間あたりの料金は、契約作業時間が長くなるほど割安になる傾向があります。
それが次の例)2です。


◆例2)オフィスビル(5階建てでトイレが4箇所)
【清掃内容】通路や階段の掃除機がけ、エントランス部分の清掃、トイレの清掃
【清掃回数】週5回(月20回)、毎回2時間の清掃
【料  金】80,000円/月額

この例ですと、1時間あたりの清掃料金は2000円です。
なお、業者によって、清掃に入る時間帯によってそれぞれ異なる料金設定をしている場合もあります。



定期清掃の場合
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◆例1)マンション(5階建てで共用通路・階段の床が約200㎡)
【清掃内容】通路や階段、エントランスの床洗浄(ポリッシャーがけ)
【料  金】30,000円

この例では、通路・階段・エントランスの床面積から料金を算出しています。なお、1㎡が150円の単価になっています。
清掃面積が広いほど平米あたりの単価が安くなる傾向があります。
また、定期清掃の間隔が短いほど、単価が安くなる傾向があります。


◆例2)オフィス(床が100㎡)
【清掃内容】床(Pタイル)の洗浄およびワックスがけ
【料  金】30,000円

この例も、床の平米数から料金を算出しています。1㎡が単価300円になっています。



巡回清掃の場合
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◆例)アパート(4階建てで15世帯)
【清掃内容】建物内外の掃き掃除、エントランス部分の清掃、ゴミ集積所の整理等
【清掃回数】週1回(月4回)、毎回1時間の清掃
【料  金】18,000円/月額

この例では、世帯数から料金を算出しています。1世帯あたりを300円に設定しています。
世帯数が多いほど世帯あたりの単価が安くなる傾向があります。
また、巡回の間隔が短いほど、単価が安くなる傾向があります。



それぞれ、一定基準の料金設定がなされているとしても、清掃の内容・範囲、建物内・敷地内の状況などにより、それぞれ条件が異なりますから、実際の正確な清掃料金については、やはり見積りが必要となるでしょう。



一般的には、次のような条件により清掃料金が抑えられる傾向があります
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・回数は少ないよりも多いほうが1回あたりの清掃料金は抑えられる

・次の清掃までの日数が長いよりも短いほうが1回あたりの清掃料金は抑えられる

・半日の作業を2日に分けるよりも、1日で終わらせるほうが清掃料金は抑えられる

・清掃現場までの距離が遠いよりは近いほうが清掃料金は抑えられる




清掃料金を抑えるためには業者側の工夫も必要です
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掃除にかかるコストを削減するには、「時間のコスト」を考える必要があります。
「ムダな清掃」を省き、清掃内容をスリム化する取り組みが求められます。

・毎週毎週当たり前のように同じ掃除を繰り返しているが、果たしてこのやり方が本当にベストな方法なのか?

・そもそも毎週掃除する必要はあるのだろうか?

・それほど汚れていないのに毎回同じところを掃除する必要があるのだろうか?

清掃の目的は必ずしも「時間をかけること」「決められた清掃内容を忠実に守ること」ではありません。

□だらだら清掃しない。のんびり清掃しない。

□効率の良い掃除の流れができるように工夫・努力する。

□ムダな清掃をしない。決まりごとを重視しすぎない。


ただし、「効率」一辺倒になってしまうのも、問題を呼び込む原因になりかねませんから注意が必要です。

□周囲の人への配慮がなくなる。人への気づかいがなくなる。
 ⇒思いもよらない事故を招く恐れがあります。

□手もとにばかり意識がいき、全体を見回すことができなくなる。
 ⇒異常や異変を見落としてしまう恐れがあります。



単に清掃時間を短くし、「安かろう、悪かろう」で終わらせないためには、業者側の工夫と努力、そして清掃への目的意識が欠かせません。