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清掃を業者に外注するにあたっては、まず「業者にどのような清掃を期待しているのか」を明確にします。
これまでの経緯を踏まえて、どのような清掃が必要になるでしょうか?

また自らの関わりは、「自らも清掃する」「自らは清掃しない」のどちらになるでしょうか。
いずれかによって、業者に依頼する内容も異なってきます。



自らも清掃する場合
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自らも清掃する、という方は、業者に依頼する清掃内容について、ある程度はっきりしているものと思います。

アパート・マンションであれば数ヶ月おきの水洗い、オフィスであれば、定期的な床のメンテナンス(ワックス、カーペット洗浄)やトイレの清掃等々。

どれくらいの頻度で行うかが難しいところですが、これについては、業者側の意見も参考にしながら判断していきます。

あらかじめ定期清掃の頻度を決めてしまうのではなく、必要に応じてその都度発注するということでもいいかと思います。

ただ一般的にですが、「また必要な時に頼むよ」というよりは、「年に○回のペースで頼むよ」というほうが、業者側からすれば、1回あたりの清掃料金を抑えて見積額を算出することができます

それに業者としては「数ヵ月後に『再び自分達が』清掃に入る」ということがわかっていれば、いい加減な仕事はしませんし、できません。



自らは清掃しない場合
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例えばアパートやマンションが遠方にあり、異常の点検も含めて清掃をしてもらいたい、ということであれば、2週間に1度の清掃よりも1週間に1度のほうが安心です。

またゴミの分別が心配ということであれば、ゴミの収集日にあわせて清掃のペースを決める方法もあります。

マンションでもオフィスでも、日常清掃を委託しようとするのであれば、

・どの部分を
・どの程度


清掃してほしいのか。
また、週・あるいは月に何回くらいの清掃が望ましいのか。
これらをある程度はっきりさせておきます。



業者に「任せっきり」にしない
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委託先への要望があれば、それはどういうものなのか、あらかじめ確認しておきます。

・女性が多い職場だから、女性の清掃員に来てほしい

・始業前(あるいは終業後)の決まった時間に来てほしい

・短時間で(手早く)清掃してほしい

・仕上がりに期待している

・あいさつ・マナー・服装には気をつかってほしい

・細かく(早く)報告をしてほしい

・決まった清掃内容だけをやるのではなく、臨機応変に対応してほしい

・この部分は自分達でやるから、ポイントだけを掃除してほしい


はじめから業者に「任せっきり」にしないほうが無難です。

「相手もプロだからそれなりにやってくれるだろう」
と思っていても、「それなり」の基準は、業者によってまちまちですし、実際に清掃を行う人によってもまちまちです。

また業者も売上を見込みたいですから、例えば、清掃回数は少ないよりも多いに越したことはありません。
それゆえ、業者任せにしてしまうと、必要以上の清掃メニュー・スケジュールが組まれてしまうこともありえます。

・毎日の清掃が本当に必要なのか

・毎月のワックスがけが本当に必要なのか

・1年に1度のエアコンクリーニングが本当に必要なのか

判断が難しい部分もありますが、必要な部分を必要な範囲(ペース)で清掃するほうが、依頼する側にとっても、現場に立つ清掃員にとっても、いいに違いありません。